ファース工法でつくる住宅は、高性能・高機能な健康住宅

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2014.02.17

カビの発生条件を考える

現在、主流のペアガラスは断熱性能が向上しているものの熱貫流率ゼロではない為、熱移動は必ず起きます。このため、冷たい外気がじかに接する窓ガラスに、室内の暖かく湿った空気が触れると窓ガラスに結露が発生します。
カビは、適度な温度と水分、酸素、そして埃やチリ、手垢、石鹸など栄養分のある環境で目に見える形に変わるのですが、水分を無くせば肌荒れがしたり風邪をひきやすくなったりしてしまいます。
大気中に含まれているカビ菌を全てなくすことは不可能ですが、カビ菌が好む栄養源をなくすことでカビの発生や増殖、抑制する事は可能となります。
カビは見た目の問題だけではなく、健康被害や木材腐朽、ダニ増殖の促進など住環境では有毒とされていますので、窓回りの埃やチリをこまめに清掃し、カビ菌に栄養を与えない環境を心掛けていきましょう。