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2011.03.09

これってどうなの?

今日のネタはちょっと書くの躊躇しました。地元で商売している以上、場合によっては敵をつくるようなことを書くべきではないと思って今日まで、でも、このまま発信しないでいると、多くの人がこの事実を知らないまま、問題が消えていってしまう。そういうことがあってはいけないと考え、勇気を持って書きます。



私はちょっと前に、一歩前進と題してスキー場の施設の今後の高額と予想される修理費の一部負担を町長が約束してくれたことについて書きました。正直、やっと理解していただいたという気持ちで、嬉しさのあまり書いたのですが、まさか1週間も経たないうちにその約束が反古にされるなんて思っていませんでした。町長と副町長が並んでいらっしゃるその場でお話したことが、たった数日で白紙撤回です。書面にハンコついたわけじゃないですけど、町長が発した言葉ってのはそんな軽いものじゃないと思うんですがね。その気持ちを書いたのがこちらの人の振り見て(http://d.hatena.ne.jp/tsuchikura/20110214)なんです。その時は、今後のこともあるからあんまり事実関係が分かる書き方はしないようにと思ってこのような表現になったのですが、今日町議会を傍聴した人から、町長の答弁の内容を聞いて、これはこのままではいかんと思い、その一部始終を公開することにしました。



2月8日の協議後、2月14日町長から申し出があり、前回の協議内容は全て白紙としたいとのこと。日程調整の末2月24日に町長にスキー場までおいでいただいて、ご説明をいただきました。

内容はというと、今までとは正反対の賃料を3倍にするという話でした。建物の固定資産税相当額が根拠で324万円ということなのですが、現在まで2期の契約は実質のスキー場としての使用期間を考慮し、その3分の1の108万でご了承いただいてきたところなのです。しかも、今シーズンの契約は通年の使用権も含めてということになっております。それを急に当初の額に戻せと…これは私の公約だから原点に戻る…なんていっても、そりゃあんまり乱暴じゃないでしょうか。



現在の町長は、スキー場には一切の支援はしないという公約で当選したことは知っています。だから今まで、資金援助を求めたことも、修理代の負担を求めたこともありません。

そんな状況の中でも、スキー場で飯を食っているペンションのオーナー達が中心となり、スキー場の灯を消すなという熱い心で、手弁当で経営に参加しているのです。

そして現場では仲俣代表が中心となって頑張った結果、地元中心の食材調達を実現、地元の雇用を創出し、しかも昨期は700万の納税もして町に貢献しているのです。

実質3ヶ月間で1億3000万円を売り上げる観光施設は町内には他にありません。その経済効果を大局的に判断すれば、町の負担無しでスキー場が続いてること自体が、町にとってどれだけの恩恵なのか分かり切っている話だと思うのです。



それに対しての町の答えが賃料3倍ですか?




施設がかなり古くなってきているため、当然メンテの費用も漸増する。しかも気候という不確定要素が相手ですから、年末年始に雪が無いという状況に備えて、相当の内部留保が必要です。

スキー場が長く安定的に経営されるようにすれば、長期的に町のメリットになる。もしここで目先の賃料を取ったために、経営が不安定になるようなことがあるならば、まさに大局観の欠如以外の何物でもないと思うのです。



今日の町長の答弁は、「公約だから」の一点張りだったと聞いております。固定資産税相当額の賃料を取ることが公約だったとは知りませんでした。全体最適という言葉はご存知無いのでしょうか?



ぜひ、これを読んでくださった地元の方が、この問題に関心を持っていただき声を上げていただきたいのです。

私はスキー場サイドの人間です。偏った見方なのでしょうか?その辺もご意見頂戴できればありがたいです。



私がスキー場を応援するのは、スキー場があるのと無いのとでは、別荘地の価値が変わってくるという、直接的な仕事に関係する理由と、スキー場がオープンした時の、何か地元が一流になったみたいな嬉しさを失いたくないという情緒的な理由のふたつ。というかやっぱり飯綱町が好きなんです。



ちょっと今日は興奮してしまいました。言葉遣いに失礼があったらごめんなさい。

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