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2011.04.06

先人の知恵と言葉の偉大さを知る

今日は倉敷市内へ収納の改修工事の為に出かけてきました。

階段の押入の内部に棚を増設する計画での施工に前もって加工場で加工しておいた材料をドンドン取り付けていきます。

半日程度で棚も取りつきお客さんも大満足。

使い勝手も収納力も倍になり、これで収納場所にも一安心ですね。

また後日、これも計画している外部の物置の増設にも着手しますので今しばらくお待ちくださいね。

午後からは同じ倉敷の天城にて倉庫の新設現場の木材の加工を行ないました。

小さな倉庫なので加工場で私1人で「墨付け、きざみ」と順調に進みました。

明日はこちらの材料を持って倉庫の工事に取りかかりますね。

写真は柱の「ホソ穴」を掘る機械で正式な名称は良く分りませんが、大変重宝する機械です。

ホソ穴を掘るのにドリルとノミを併用しながら手作業だと如何しても4~5分かかる作業ですが、この機械を使えば物の1分で掘れてしまいます。

パネル工法やユニット工法と施工を簡易化する方法は他にもありますが、私としてはどんな小さな建物でもやはり木造軸組工法にこだわります。

建築の世界に限った話ではありませんが、先人の知恵を十分に学び理解する事は必ず必要だと考えています。

こういった便利な機械を上手に使いながらも、日本古来から伝わる木造住宅の技術の原点は決して失うことなく大切にしたいと思います。

先人の言葉を戒めとし古来から伝わる大工技術の根本を大切に、明日からも住む人に感動としあわせを感じてもらえる家づくりの物語をお届けしていきます。

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