2011.03.31
建築工事を通して始まる人と人のつながりに感謝
今日は朝一より溜まっていた事務仕事を処理し、新築物件の計画のある土地の造成工事の打合せを業者さんと行ないました。
現状は田んぼですがキチンとした造成計画に沿って宅地へと地目を替え、先で家を建てるという気の長い計画。
去年の暮れから開発申請を始めやっと造成の工事に着手できる所までやってまいりました。
様々な問題を一つ一つクリアしながらも多くの人の協力の元、一歩一歩確認しながら前へ・・・
時間はかかりますが、確実に前に進んでいる事は確かです。
新築工事に着手できるまでは、まだ数ヶ月と時間が必要ですが一歩一歩前に進んでいきましょう。
午後からは岡山市でのレストラン改装工事の現場調査に設備屋さんを含めて出かけて参りました。
店舗の2階部分の耐久性、耐震性そして客席増設の為の改装工事と言うことで、大工職人の小野君に協力してもらい調査の為に天井部分を解体していきました。
解体した天井裏の小屋組みの構造は、当時の職人さんの技術の高さが伺えます。
大きな丸太を組み合わせ、小屋組はとてもしっかりとしています。
外壁面はどうしても土壁と呼ばれる外壁の造りの為に水平、垂直の強度は現在の建築物と比べるとやや頼りないようにも思えます。
しかし、この辺りの補強は今回の工事で計画していけばこの建物はこの先の未来も十分に岡山の街並を彩る事ができる建物になると確信できました。
現在は写真の通り普通の和室なのですが、今回の計画には建築デザイナーさんも一役買っていて峻工時のデザインや仕上げなどは素晴しいものになる事は間違いなさそうです。
後は電気、水道、空調などの設備工事もですが、ここで建築、設備とキチンとした計画を立てて、関係業者の皆さんといつもの様に協力して施工をすれば・・・
また素晴しい建物と未来へつながる家づくりを通しての人と人の関係が始まりそうです。
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